Infinity X2 Pro
Infinity X2 Pro
一切の妥協を無くし、こだわり抜いたFDM 3Dプリンタ Infinity X2。
X2 Proは工業用独立コントロールボード搭載することにより、これまで以上に高速で加工を行うことが出来るようになりました。
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設置サービス内容
・現地でのマシン設定、操作説明
・弊社販売のお好きなフィラメント 一本
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Infinityシリーズ待望の大型タイプ
Infinity X1によってFDMプリンタ市場に革命を起こしたInfinityシリーズに、待望の大型機「Infinity X2」が登場しました!
使用するパーツに一切の妥協をせず、高品質かつ厳しい検査をくぐり抜けたパーツのみを利用して組み上げた3D プリンタです。
Infinity X1以上に選び抜いたパーツにより、小さい造形から大型の造形まで、高速にかつ美しく造形を行います。
細部にこだわった機構パーツ
Z軸構成: 誤差わずか0.001mmのTHKボールねじとTHKデュアルリニアガイド
THK製のボールねじ(精度等級C3)とデュアルリニアガイドは厚さ17mmのアルミ製で、大きな安定感を生み出します。世界トップクラスの精度を誇るTHK製のボールねじとリニアガイドを利用しているので、造形時のブレや誤差の発生を極力抑え、造形時のズレを抑制します。
シャフトを利用している3Dプリンタと比べると、動作の安定具合が格段に上がります。
大型の造形を行う際に、Z軸の安定度は非常に重要なポイントとなります。
高精細、高品質パーツにより、Z軸の最小調整値は0.02mmから0.01mmに向上しました。
多くのFDM 3Dプリンタの中で、これほどZ軸が精細になめらかに動作することの出来るFDMプリンタはないのではないでしょうか?
0.9°ステッピングモーター(通常1.8°)
X1に続き、X2にも0.9°のステッピングモーターが搭載されています。
下記の図の通り表面の出来上がりがより美しくなります。
またモーターサイズも42mmから57mmにサイズアップしており、高トルクで余裕を持った動作を行い、長時間稼働による熱からの影響を受けにくくなっています。
モーター自体はチェンバーから独立した場所に配置してあり、ここでも熱に対する対策を取ってあります。
INFINITY3DP 86工業型
ProモデルからこれまでのGTシリーズを超える86工業型ボードを搭載。より緻密に造形出来るのはもちろん、散熱性と耐久性を向上させました。
CORE XY 機構
XYの構造にはCORE XYが採用されています。
GATES UNITTA ASIA製ベルト(日本製)
CORE XY機構を上手く利用するために必要なもう一つの重要なポイントがベルトになります。
CORE XY機構ではベルト調整によって、その出来上がりに大きな違いが出てきます。
Infinity X2では信頼のGUA製のベルトを使い、安定的な出力を提供しています。
ベルトの張りも重要なポイントですが、スマホのチューニングソフトを使って張りを調べられるようにしているため、どなたでも簡単にベストな張り具合を確認することが出来ます。
その他の特徴
高速造形
Infinity X2 Proには高速移動に適したプリンタ構造と最新のコントールボードが使用されています。
1. CORE XY機構はスピードが出せる構造として知られていましたが、造形の調整も難しいとされてきました。Infinityでは長年の研究によりCORE XYでの高い造形能力を実現させました。
2. 高速移動時にはモーターの温度が上がってしまうためオーバーヒートすることがありますが、X2はモーターを造形エリアに配置していないためモーターの温度上昇を抑えます。
3. フレームやパーツに関しても信頼度の高い部品を使っているため、耐久性も高く高速移動にも耐えることが出来ます。造形時にスピードを上げることによって造形スピードを上げることは可能ですが、それに耐えうる機構やパーツを備えていないと造形の失敗や故障率の増加に繋がります。Infinityシリーズはその点にも配慮した作りとなっています。
簡単に脱着可能なノズルパーツ
Infinity X2のノズルパーツは簡単に脱着を行うことが出来ます。
ご利用の素材ごとにノズルパーツをご用意頂くと、よりストレスなく造形して頂けます。
冷却システムもキレイな造形には重要となりますが、X2にはターボファンによる優れた冷却システムが搭載されているので、造形物を的確に冷却することが出来ます。
ノズルも高温対応(350度)なので、ご利用頂ける素材も多くなります。
さらに、オプションのパーツを利用すると450度まで温度を上げることが出来ます。
特殊な素材も取り扱っておりますので、ご興味のあるお客様はぜひご連絡ください。
造形中のZ軸調整
FDMタイプに限らず、3Dプリントでは第一層目が非常に重要になります。
一層目をしっかりと造形することで、造形の成功率は格段に向上します。
Infinityシリーズでは、最初の一層目を確認しながらノズルとプラットフォームの間隔の調整を行うことが出来ます。
これにより、結果を見ながら最適なノズルの高さに調整することが出来ます。
TPUにも対応
Infinity X2でもTPUに対応しております。
その他造形サンプル
弊社で出力した10mm x 10mmの立方体のXY方向の誤差は、平均0.01mm!
100万円以下の3Dプリンタに求めるものとは
今や3Dプリンタは、どなたでも購入出来る価格帯から販売されていて市場に溢れています。
ユーザーが何を求めているのかによって、その要望に最適なプリンタを選べる時代です。
初めて使うのであれば簡単に扱えるもの、精度はそこそこでも大きいものを作りたい、それらに要望に応える3Dプリンタはすでに発売されています。
では、Infinity X2はどんなユーザーの方に最適なのでしょうか?
Infinityシリーズに共通することですが、Infinity X2は造形物に高い精度、品質を求める方に最適な3Dプリンタです。
スペック上ではX2と同様なFDM 3Dプリンタはたくさんあります。ただ、本当にそのスペック通りの精度を全ての造形物で出力出来ているのは、数少ないと思います。
FDMタイプの3Dプリンタでとにかく制度の高い造形を行いたい方は、必ず一度Infinity X2をご確認ください。
Infinityシリーズ ギャラリー
モデル | X2 |
---|---|
造形サイズ | 310 x 310 x 260mm |
最小積層ピッチ | 0.01mm (10micron) |
プラットフォーム加熱 | 130℃まで |
ステップモーター | 0.9°/ ステップ |
ノズル耐熱 | 450℃まで |
モーター駆動チップ | Infinity GT81 |
X/Y軸駆動機構 | THKリニアボールスライド |
本体サイズ | 504 x 562 x 600mm |
重量 | 35kg |
電源 | 100-240AC 600W, DC24V |
その他 | ・電源復帰後の継続プリント可
・フィラメント切れ感知 |
インターフェース | 3.5inchタッチパネル、SDカード |
ノズル経 | 標準ノズル .5mm (オプション0.2、0.4、0.6、0.8mm) |
推奨Software | Cura |
弊社購入ページより 3D プリンター /3D スキャナー本体をご購入頂いた方でご希望のお客様には無料で設置に伺います。(一部機種を除く)
機器設置、動作確認、ソフトウェアや使用方法をご説明致しますのでぜひ一度お問い合わせください。(関東地方限定。他エリアのお客様は一度ご相談ください。交通費別途)